拓洋のマダイ養殖は、マダイ親魚を養成し、その卵を人工ふ化させ、魚の「タネ」を作ります。いわゆる完全養殖を行っています。 種苗生産は、現在、奄美大島の宇検村にある大下<オオゲ>工場と奄美市の芦花部<アシケブ>工場で、主に11月〜3月に行っています。 親魚は、出荷サイズに達した200万尾の成魚の中から、まず1000尾の候補を選びます。さらに200尾を厳選する作業を毎年繰り返す事で、優秀な、喩えるなら「マダイのサラブレッド」を作ります。